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人のセックスを笑うな

「人のセックスを笑うな」    (山崎ナオコーラ)

「桂美容室別室」を酷評(!?笑)したのだけれども、

「そんなことないよぉ~~~~」という声もありぃ~の、で、読んでみました。

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わかった!

わかりました!

どうして、私、この人(山崎ナオコーラ)がアカンかということが。。

「笑い」なんですよ、「笑い」。

まず、名前。

ペン・ネームなんだろうけど、「ナオコーラ」

これって、笑うところなのか?スルーすべきなのか?がわからない。

で、タイトル「人のセックスを笑うな」・・・これも、笑う?笑わない?  ???

で、「桂美容室」・・・鬘? で、美容室? これも笑うとこ? ???

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ここまでで、非常に、揺れる。。

笑うべきなのか?そうではないのか?

(作者は)笑ってもらいたいのか? そうではないのか?

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次、「人のセックスを笑うな」

主人公の名前。

猪熊サユリ・・・笑う? 笑わない?

磯貝みるめ・・・見る目!があるってことをカケてる? 笑うとこ?

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夕陽のきれいさ  を  → 透き通るマグロの切り身のよう。。。・・・謎。

ビールは、恵比寿にある池から沸いてくる・・・エビスビールをカケてるの? 笑うとこ?・・・なん???

で、そこ(↑ 池)に住んでる魚がビールウオ。。。・・・これ・・・ベタすぎて(笑)どうなんだろうか??

「電話、象のように首を長くして待ってたよ」 「キリンのように、の間違いでしょ?」

・・・うぅ===ん。。これも、笑うべきなのか?そうでないのか??

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と、いうことで。

「笑い」のツボが、どうも、作者と私では(多分)全然違っていて、そこのところのちょっとした「違和感」「とまどい」みたいなものが、結局、積もり積もって「ああぁ~私、この作家、アカンわぁ~」ということになってしまうのではないかと。。。

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文庫の解説は高橋源一郎が書いていて、そこでは、まぁ~「絶賛」されているんですが。

いや、やっぱり、私、ナオコーラ あきませんわ。。

(高橋源一郎は、ナオコーラという名前まで絶賛してる。。なにが、彼をそんなに喜ばせるのか???)

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この微妙な、(自分とは)ずれた笑いのセンス、ってゆうのか?そういうものが、魚の小骨のようにひっかかる。。

この人の文章、センスが良い、とされてますが。。

「センス」というのは?? どうなんだろ??

このナオコーラのセンスがわからない私は、センスないんでしょうねえ。。

(↑ と、一応、書いておく 笑)

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で、この作品、映画化されるんですね。

主人公が 永作博美らしいです。

彼女(永作)は「腑抜けども悲しみの愛を見せろ」で、なかなか良かったので、映画のほうがおもしろくなるかも。。

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「文学的」な「価値」はきっとあるんだろう。。

~この小説以前には、「誰もトライしていなかった」のである。

と、高橋源一郎が言ってるくらいですから。

(しかし・・・「トライ」って・・)

あっ、私、高橋源一郎は好きですよ。

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コメント

この人の名前、作中に出てくる思わせぶりなとこ?(私はすべてスルーしてしまったが)は、笑いには関係ないように思えるのよ。
笑いをとりたくて、ナオコーラにしたわけでもなく、カツラをだしたわけでもないように思える。

笑いにもいろいろあるから、なんなんだけど。。

投稿: バンバン | 2008年5月 2日 (金) 10時50分

そう、多分、ご本人は、「笑かそう」と思ってるわけじゃあないと思うのよね。

でも、その「笑う」「笑わない」の微妙な一線に、共感(?)できるかどうか?というところが問題で。(もしくは、するっと、スルーできるのか?)

「思わせぶり」が気になるかならないか

amazonのレビューでも、賛否ありますねえ。

私は、「アカン」ほうやわ。。。

投稿: 美月 | 2008年5月 2日 (金) 11時01分

 「人のセックスを笑うな」にしても「セックス放浪記」にしても、人の劣情(←古いね)に媚を売るような、いやらしいタイトル。またペンネームもナオコーラだの、うさぎだの、まるで芸に自信のない軽薄なお笑い芸人が珍妙な名をつけたり、いでたちをしたりするのと、同趣旨のあほらしさ。ブログを読んで、してやったりの気になりましたね。
  
 その点、「逃亡くそたわけ」や「ニート」、それに「袋小路の男」などの糸(←ごめんなさい、変換文字がなくて)山秋子は、上の二人のおっちょこちょいと違って、「文学」を感じさせるなぁ。
 

投稿: ふーちゃん | 2008年5月 2日 (金) 14時29分

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