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白蛇教異端審問

「白蛇教異端審問」  (桐野夏生)

多分、初めてのエッセイ集。

「白蛇教」・・・の名前に惹かれて購入してしまいました。。


感想。 

いやいや、そういうことには、全然、無関心かな? と(勝手に)思ってましたが。

桐野夏生先生も、しっかり!! 戦ってらっしゃったんだ!!


「新潮45」とかいう雑誌に、掲載された批評に まあ、!! 怒る怒る!!


でも、なんだか、ちょっと(というか、かなり)安心。。


「戦う!」といえば、笙野頼子先生だけかと思ってましたが。(笑)


ちょっと前にも、ある京都在住の若手男性作家が、

○ アマゾンの(自作に関する)レビューは見まい・・・と思っていたのに。

○ やはり気になってみてしまい。

○ そこに、酷評が書かれてあったのに、(反応してはいけないと思いつつ)反応して。

○ 自身のブログで、猛烈に怒る! も。

○ そのブログを見た編集者に、「このままでは炎上します」と諭され。

○ 「いや、私が悪かった」と、一瞬後に、その記事を削除。


ということをしてはりましたが。。。(笑)



やはり、プロの作家! 芥川賞をもらっても、直木賞をもらっても、自分の作品を酷評されると、こんなに<熱く>怒るものなんですね。。


ましてや、まだまだ まだまだ のものならば。。。


今まで、さまざまな酷評!に笑って耐えてきた私が、アホらしくなってしまいました。

と、同時に、肩の力が抜けました。。(笑)


いいんですよ!! 


皆さん!!  自作を酷評されたら、その場で、言い返しましょう! 自分が納得いくまで反論しましょう!!


あとまで、ずるずる引きずるよりは、よっぽどいいような気がします。。


それで、酷評した人との、関係が壊れたところで、そんなものは、所詮、それだけのもの。

我慢してまで、関係を続けることなど、ございません。。

まあ、酷評した人が、自分の著作を出版してくれる出版社の担当編集者なら話は別、ですが。。

(↑ この場合は、編集者の意見を聞きましょうね。。)


今までは、私の周りの人たちが、「そんなものは放っておけ」「相手にするな」と、私の、「荒ぶる神!」を鎮めてくれていたのですが。。。

で、私自身も「まあ、なぁ~ この人も、私が少しでも上達するように、と思って言ってくれてるんだろうし・・・」という<呪文>を唱えて、ひたすら我慢してきたんですが。

今日から私も、弱々・弱小・末端ながら(笑) 桐野先生の「白蛇教」に入信することにしました!!



今までは、

「酷評される」 

  ↓

「腹立つなぁ~」

  ↓

「でも、まあ、この人も、私の<ため>を思って言ってくれてるんだろうし・・・」

  ↓ 

「ここで、反論したら、場の雰囲気、悪、なるし・・・」 

  ↓ 

「我慢」 

  ↓ 

でも、心の中に「若干!」のわだかまり 

  ↓

 鬱々

と、いうスパイラル、だったんですが。。。


もぉ~ 「我慢」はやぁ~めたっ!!(笑)

この「鬱々」が、溜まってきて、噴火してしまいそうです。。(冗談です・・)



その場で、自分が「それは違う」と思ったことはその場で「それは違う」と言おう!

じっと、我慢して聞き入っていても、なんのプラスにも、ならない。

違うと思うことは違う と言った上で、その評なり意見を聞くなりしないと、進歩がない。

それに。

さ。

私が、守ってやらなきゃ、他の誰も、私の作品を守ってはくれない。。(← 母の心境)


・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、いうことで、あぁ~~~~スッキリした。。


ふふふ。。。

次回の合評会が楽しみですねえ、、、、、、、、、、、、、

はい、以上、 極めて 「私的」な 思考 です。。。

(↑ 最後、ちょっと弱気だったりして。。。)

(↑ あああぁ~~~ とうとう、言っちまった(書いちまった)か・・・ と感慨しきり・・・)

ン???

「白蛇教異端審問」 の感想になってない??

いや、私にとうとう、こういうことを「発表」!させてしまった桐野夏生先生は偉大だ。。

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読書」カテゴリの記事

コメント

批評という名を借りた人格批判になった場合には「それ以上はやめてください」というべきだよね。
聞いている方も不愉快だ。

投稿: 名無し | 2008年2月 9日 (土) 20時11分

なかなか、「それ以上は・・・」と、発言するの難しいですけどね。

投稿: 美月 | 2008年2月11日 (月) 21時26分

こんばんわ!
お久しぶりです~
毎度、楽しくブログを拝読させていただいてます。美月さんの切れ味鋭いつっこみに、思わず「そうだ。そうだ」と心の内で思いながら・・・・。
「美月さんの吠える合評会」というのも楽しそうですね。
なかなか参加の機会が有りませんが、むしろ私が参加したら険悪ムード天こ盛りになりそうな気も・・・・。
あ! 美月さんの作品への感想まだだったことを急に思い出しました。ということで、すごすご・・・・・。
また、いつか・・・・・・・・。

投稿: 末永 | 2008年2月12日 (火) 23時39分

「白蛇教異端審問 」なにか字面が笙野頼子さんの「幽界森娘異聞」に似ているような

さて戦えない人はどうしたらいいのでしょう?例会では強い言葉が出る。しかしそこにはバックボーンを持っています。Sさんは遠藤周作であり、Aさんは谷崎である。また違うAさんは堀江敏幸、Nさんは保坂和志をもっています。好きな作家をもつ人の言葉を聞くのが好きですね。その言葉の強さは例会だから聞ける。女史は意外とドストエフスキーだったり。文学は戦いだということ、そこがわかるか?でもあります

新潮新人賞選考委員に松浦理英子の言葉があります。それに共感する人いると思いますね
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 書く動機は問いません。金のためでも見栄のためでもけっこう。でも、才能はきちんと見せてください。世間をなめても文学はなめないでください。剃刀をくわえて読みます。つまらなかったら恨みます。五徳をかぶって読みます。

http://www.shinchosha.co.jp/shincho/shinjinsho_40.html

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新潮新人賞選考委員に桐野夏生 さんもいるじゃないですか

投稿: サークルグラフ | 2008年2月13日 (水) 10時07分

末永さん。

お久しぶりです。

合評会、機会があれば参加してみてください。

ネットで参加なさいますか?(笑)

チャットを駆使して。。

会場でパソコン、使えるのかどうか?が疑問ですが。。

それから、ご安心ください。

今までも、そんじょそこらの「険悪ムード」では追いつかない(? まあ、冗談ですが)
くらいでしたから。。

まあ、特に、こういうことを言ってはなんですが。。

いろんな

<VS>が渦巻いているので。。

それはそれなりに楽しいっすよ・・。


それから、いいですよぉ~~

「送り風」無理に読まないでくださいな。。

ゆっくり、気が向いたときでいいですよぉ~。

・・・で、<こっそり>感想、お願いします。。(笑)

投稿: 美月 | 2008年2月13日 (水) 17時41分

サークルさん。

いいんです。
戦えない人は戦わなくても。
戦いたくない人も戦わなくても。

別に私は、「あおって」るわけじゃあないので。。(笑)

ただ、こぉ~
あとで、不満に思ったり、グチグチ言ったりするくらいなら、その場(あの場?)で言えばいいのになぁ~ と思うだけです。。

投稿: 美月 | 2008年2月13日 (水) 17時47分

追伸。

サークルさん。

言われてみれば、
私は、世間はなめていないけど。
文学!をなめていたのかもしれません。

これは反省です。


おおきに。。

でも、こんな風に読んでもらえるなら、書き甲斐!がありますよね。

こちらも、なめないで、真剣に書こうと思うものねえ、

ちょっと、新潮に応募してみようかな??

(↑ 冗談半分・半分本気)

(↑ これがなめてるよね!)

(↑ はいっ! アカンではないかっ!)

投稿: 美月 | 2008年2月13日 (水) 18時01分

 紹介した新潮社の委員の言葉。わたしも久しぶりに見ました。前は気付かなかったのですが、福田和也の言葉がいい。「紙に刷られた文字の列なり。それを目で追ううちに、街が現われ、風が匂い、幹や葉の肌触りが伝わってくる。目鼻をもった男女が右に左に動き回り、時代が呼吸をはじめる。」これにたいして「この、素朴な、しかし最高の奇跡への信頼」と修辞をつけています。作品を読むときその情景を意味のあるものとして読む人と、読まない人がいる。読まない人は、情景描写を単なる展開として使う。読む人はそこに祈りに似た情念をこめますね。伝わる奇跡を信じているのです。伝わる面白さなんですね。

>ただ、こぉ~

 女史がちょっと言い訳したり、ちょっと笑ったり、そうした息吹を伝えれるか?作品を読むということ、実は作者を好きになることなのだと思うのです。「作者を好きな人の感想を聞きたい。」これを言う人がいます。それは作品のよさを気付かせてくれるのですね。

 二次会でそれを好きな人に「堀江敏幸を読んできましたよ」と言うとニコニコしながらそれを語り始める。主宰なんか保坂和志の「この人の閾」を述べたりするのです。そうそう、今日は休みでまた外に取材に行くわけです。外にいってテンションを高めて書く、家は休息の場所と区別しています。

投稿: サークルグラフ | 2008年2月16日 (土) 09時07分

まあ、読む人によって、感じ方もかwりますからねえ。。

人、それぞれ、と言ってしまえばそれまでですが。。(笑)


サークルさん、寒いのに、外で執筆ですか?

取材ッ!って・・・

今度のサークルさんの小説は、どんな話なんだろ??

ワクワクしますねえ。。。

投稿: 美月 | 2008年2月16日 (土) 22時22分

>サークルさん、寒いのに、外で執筆ですか?取材ッ!って・・・

 わたしは性格が暗いのです。仕事では無能だし、物覚えが悪くて失敗ばかり。帰りの電車の中ではなにか泣き言ばかりが頭をよぎり、家に帰ると冷たい布団に入ります。疲れてているんですね。いまだに太宰の「人間失格」を読みながらそれに癒され、知人が向こうから来るのがわかると、声をかけられないよに、こそこそと隠れてしまうのです。自分の性格がいやなのです。休みには外に出かける。ベットの部屋は北向きの日差しが入らない部屋なのです。ベットから抜け出すのです。
 
 先月東京で雪を記録した翌日です、いつものように図書館から運動公園へ移動しながら、すると小さな子供が氷の上で遊んでいた。その日も寒い日でした。男子サッカーをそこではやっていた。子供はお父さんに付いてきたことがわかりました。早速ノートを出した。そしたら子供が、「何やっているの?」、私のほうに聞いてくる。わたしは「字を書いている、お父さんはどこ?」と反対に尋ねたのです。もうそれは意味が持ちはじめてくる。子供の仕草をスケッチしていくのです。まぁ、そのあとのやりとりとか、子供がお父さんに抱きかかえらながらそこを立ち去ったシーンとかあるのですが、ベットの中では出会うことが無い、生々(いきいき)さなのです。外に出ると色々な発見があります。小説を書くというより、材料を引き出しに溜め込む作業なのですね。

投稿: サークルグラフ | 2008年2月18日 (月) 18時57分

サークルさんっ!!

小説の冒頭、読んでるみたいな気持ちになりました。。

重松清 か 朱川湊 か?

みたいな小説になりそうですね。。


完成させてくださいね、早く。。(^^)/v

投稿: 美月 | 2008年2月18日 (月) 20時10分

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