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ひさびさ読書

まず、一番軽いものから・・

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「ハチミツとクローバー」10巻

前回、1~9巻をイッキ読みしてしまったので、それにくらべると、ふむ。。

「イッキにクライマックスへ!」・・・なるほど。。
ストーリーは友人に貸したので、書けませんが・・
「なるほど、やっぱり、こうなのね・・・」という定石とおりでございました。。


で、 「狼花」  ・・・大沢在昌

「新宿鮫」シリーズ。 あまりに久しぶりすぎて、
「鮫島って? なんで、新宿署で塩漬けにされてるんだっけ?」という疑問がわいてくるほどでございました。

ストーリーは、いつもとおり、現代の病んでいる部分を事件とし、それに、鮫島が立ち向かっていく、という。。

今回は「外国人窃盗団」と「国内の暴力団」との「癒着」というものでございました。。

鮫島の恋人の「しょう」はあまり登場せず(電話で話すだけ)、脇役の中国人女性が活躍でした。
男性作家が書かれる「女性」には「こんな女はおらんやろぉ~」というのが多いのですが、大沢さんの書かれる女性は「う~ん、まあ、いるよな、こういうの・・」と納得できます。。(←私はね)

登場人物が全体的に歳をとってきて、作者の大沢さんも歳をとられて、なんとなく、小さくまとまってきたような気がします。。
このあたりで、高村薫先生の「合田に蘭丸」という感じで、「若くて、鮫島のいろんなことをわかっていながらなついてくる部下」というのを作ってみてはどうか? とおもったりもするのですが、、、
そんなことは、私なんかに言われたくないですよね。。
(あっ 最近、なんだか、文章がひがみっぽくなってる。。)(><)

次は何年後なんだろう???

それから、

「邪魅の雫」  京極夏彦著

相変わらずの大作でございました。。

厚さ・重さ、まさに、「弁当箱」とはよく言ったもの。。

ですが、そう、つっかえることなく、イッキに読めました。

今回は、おなじみの榎木津や関口君は あまり、活躍せず。。
(まあ、榎木津は表にでてこれない理由があるのですが・・)
益田や青木が中心になります。・・・がこの二人ではちょっと・・・・・小さい。。
で、あまり、「妖怪・妖怪」していません。
やはり、一番「妖怪度」が高かったのは「魍魎の箱」「うぶめの夏」ではなかったでしょうか?

前回の「京極堂」シリーズを読んだときには、まだ、「自分で小説などを書いてみる愚行」などというものはしていませんでしたので、わかりませんでしたが、今回、読んでみると、結構、京極堂が、いろいろ語っております。

「批評家に自分の作品をけなされた場合・・・」とか、

「そもそも、小説如きに己の主義主張や不特定多数に向けたメッセージを込めるなんて行為は、海の水に食塩を入れて塩辛さを加えるようなもので、無意味この上ない馬鹿げた行為なんだ。それが届くと思うなら、それは書き手の思い上がりだ」・・・などなど。。

なるほど、京極先生、そんなに「売れっ子」でも、なんか溜まってませんか? といらぬ心配をしてしまいました。。


ということで、なかなかおもしろうございました。
謎解き的には、多分、多くの読者は途中で見破ってしまうと思われますが、それで、面白みが半減するかというか、そういうことがないところが、このシリーズの強みでしょうね。

それから、この「邪魅の雫」
最初のシーンで殺された被害者の名前「澤井」が途中何回も「澤田」として、でてきます。
ものがものなので、「これもなにかのトリック?」かと最初はおもったのですが、どうやら、単純な「校正ミス」みたいです。。

そんなこんなもあってでしょうか?
絶対、本屋に並べれば「売れる」のに、今はどこの本屋さんも「品切れです」というお返事。
刷り直していらっしゃるのでしょうか??


ということで、「読書の秋」第一弾感想でございました。。


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はじめまして。面白いブログなのでお気に入りに入れさせて頂きました。よろしければ私のブログも見て頂ければ幸いです [続きを読む]

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