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マリコ/マリキータ

「マリコ/マリキータ」  (池澤夏樹)

池澤夏樹は、昔「バビロンに行きて歌え」というのを読んで「これはいいっ!」と思い、それから「スティル・ライフ」
を読み・・「なかなかいいじゃん」と思い・・
そうこうしていると、池澤さん、あんまり小説を書かなくなり、旅行記とかエッセイとかの方に行ってしまわれ、でもそれはそれで、「楽しい終末~明日、世界が滅んでも君はりんごの木を植えるか?」なんかはおもしろくて、すると、最近文庫の新刊としてこの「マリコ/マリキータ」が発売されていて、「池澤さん、しばらく!」と言う感じで読んでみました。

(↑金井美恵子を呼んでいると、どうしても、ひとつの文が長くなってしまう傾向があって、これは、真似というよりも・・・それだけ、この金井美恵子の文章の影響力が大きいということで、決して、パクリとかではないとは思うのだが、もっとも、金井美恵子さんが、これを読んだところで、『これは私の文章のパクリだ!』などとおっしゃられるはずもなく、むしろ、そういうことを言っていただいたほうが、私としては、なんだか、認められたような気持ちになって嬉しくなってしまいそうであり、それなら、いっそ、『笙野頼子』先生に『あんた、パクッタやろ』などといわれ、果てしない論争を繰り返す、というのも魅力的に思えてしまう、昨今。)

で、池澤夏樹。

久しぶりに読んだ池澤夏樹。
これは五編の短編小説の集まり。

「梯子の森と滑空する兄」というのを除いて、違う世界<あなざ~わ~るど>とのコンタクトみたいなものが描かれております。
この<あなざ~わ~るど>はどちらかと言えば「根源的な宗教・神」の世界のことでしょうか??

そう、つまらなくもないのですが、個人的には初期の小説の方が好きですね。
でもこの中の「帰ってきた男」のオニロス遺跡はいいですね。行ってみたい。
ただ、この遺跡に行ったとき、私は帰ってくるのだろうか??


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